亀田興が大差判定勝ち メキシコで下部タイトル戦共同通信の記事はこの程度。短っ…っていうか、その程度の試合ってことで。
読売もこのままの文章なので12行の記事。
しかし。
スポーツ紙は相変わらずやってますねえ、提灯記事。
実際の紙面は見てないから、どれくらいの大きさかわからないけど
まず、一番おかしいのが相手の戦績ですよ。
確かに「メキシコの元フライ級王者」ですね。
でも、5勝4敗だったんだって。
http://www.boxrec.com/list_bouts.php?human_id=297081&cat=boxer
去年、3勝2敗の時に国内フライ級のタイトルマッチで勝っちゃって
王者にはなったけど、初防衛戦でKO負けして、その後も1勝1敗だそうで。
メキシコってすごく強い国のはずなのに、3勝でチャンピオンになれるんだ。
すごいなあ・・・
って思ってたらですよ、試合直前の日本のスポーツ紙では
「戦績18勝(15KO)3敗の戦績を誇る右の強打者」ってことになってました!
誰!?(笑)
つまりです。
そんなに大したことない対戦相手を、いつもの通り「強豪」に仕立てあげて
そんでもってその「強豪」をKOで簡単に下すことによって「強さ」をアピールして
大晦日には亀田祭りじゃ、シャオラー!
・・・ってことだったんでしょうね。
でもね。
そういう人を相手にKOできなかったわけですよ。
相手も強かったのかもしれんよ。
でも、アナタ仮にも世界ランキング3位(WBAは1位ね)の選手じゃん。
格が違うんよ(ちなみに相手はBOXRECによると世界93位!)。
いくら相手が地元だからがんばったっていっても
やっぱりギワクは残るわけでして。
「12R戦えたことが自信になった」って言われてもねえ
「決定力不足」とは決して言わないのね。
(いや、相手がほんとに強いなら判定勝ちでも何も文句はないんですよ)
でさ。
一番不思議に思うのは、「映像がない」ってことなんですよ。
黒い豚のテレビ局なんて、取材に行ってないわけないのにね。
そういえば、この前の試合はとても流せたもんじゃなかったようですね。
わずか4~5日前に変更になった対戦相手は本来バンタム級あたりの選手で
急な減量で立っているのもやっとくらいのフラフラの状態で
その選手相手にローブローを何回かかましてKO勝ちして「シャオラー」
だったそうでして…(現地の新聞にもそう書いてあったようですよ)
大差で圧勝だったら、強いところを映像で見せてほしいもんなんですけどね。
そういうのがないから「インチキ臭さ」がどこまでもつきまとうんじゃないですか。
日本で、日本人と戦ってほしいなあ。
できれば世界挑戦とか抜かす前に。
宮田ジムもさ、「双方1億円のファイトマネー」とか報じられてるくらいだから
そりゃビッグチャンスでしょうよ。
でも、お金とか視聴率のためだけに試合が行なわれてほしくないんだな。
なんだろ。
世界チャンピオンの誇り みたいなやつ?
亀田はほんとに1億円のファイトマネーにふさわしいの?
ほんとに世界タイトルマッチの相手にふさわしいの?
ってやっぱり思ってしまうんですよ。
目先の利益を優先して、糞試合をやってしまうのはいかがなものかと。
やっぱり強い相手と内容のある試合をしてほしいんだけれどな。
内藤チャンピオンは34歳になって、もうそんなに先は長くないかもしれないです。
でも、だから「弱い相手を選んで、細々と・・・」ってことでいいのかな?
強い相手と戦って、かっこよく散るならそれはそれでかっこいいと思うんだけど。
「できるだけ長くチャンピオンでいさせてあげたい」という会長の言葉には
親心と同時に、やっぱり「稼げるうちは・・・」っていう気持ちが表れてて
まあそれは世界チャンピオンになるまでの出資を考えたら当然ではあるんだけどね
でも、だからといって「亀田」なのかい!? って思ってしまうのですよねー
去年の次男との戦いを思い起こしてみましょう。
世界チャンピオンなのに、ファイトマネーは挑戦者の10分の1でした。
グローブも変な指定をされて、あやうく双方違うグローブで(チャンピオン不利)
戦うことになりそうでした。
控え室は亀田陣営は広くてあったかかったのに対し、チャンピオン陣営は
寒風吹きすさぶ、せまーい部屋だったそうです(記者さん談)。
ついでに某高橋J氏が近くの部屋で国歌斉唱の練習をしていて大迷惑でした(笑)。
でもって、勝者のトロフィーはご存知、「金のグローブ」だったわけでして。
今回は4度目の防衛戦ってことで、待遇もよくなってはいるんだろうけれど
でも、あのテレビ局でしょ。何考えるかわかんないですよ。
スポーツに対する愛情がほとんど感じられない中継やりますもんね。
あの「乱入」だって、事前にリングに上がることになってはいたかもしれないけど
あの放送時間終了ぎりぎりのタイミングでリングに上げたのは
テレビ局の関係者に他ならないと思うんですよねぇ。
日テレとテレ東の中継は視聴率はずっと低いけど、
ボクシングファンにはずっと愛されてるんですよねぇ。
別にね、絶対に亀田とやるな って言ってるわけではないんです。
会長はやる気みたいだし。
内藤チャンピオンは実際のところどうなのかわかんないですけどね。
対戦を望んでいる人ももちろんたくさんいるんだろうけれど、
望んでいない人、あの一家とはもう関わらないでほしいって思っている人も
相当多いんですよね・・・
(その辺の空気を会長にももうちょっと読んでいただきたいものですが)
亀田ジムの独立承認だって、変な話ですよ。
練習生を取らないプライベートジムって、昔と変わらないじゃない。
会長とかトレーナーとかを一応用意してるけど、
国内で練習する時にはほんとにあのオヤジは顔出さないの?
そのあたりも確かめてからの方がいいんじゃないかな?って思うんですよね。
せっかく去年の試合でボクシングへの注目度が高まったのに
やっぱりこういう灰色の部分が公然とまかり通っちゃう世界なんだ・・・っていう
失望感みたいなものは避けられないわけで。
で、正義の味方で国民の期待だったはずの内藤チャンピオンまでが
亀田家と組んじゃうの?っていう失望感みたいなものも感じてしまうわけで。
(これは私だけではないと思うんですけれどね・・・)
そういう時に、こういう「世界前哨戦」のニュースだからこそ考えてしまうわけです。
やっぱりさ、もう1試合やって様子を見てからにしたらどうですかい? って。
「日本人か、ちゃんと世界ランク入りしている外国選手に勝ったら挑戦させてあげる」
くらいの上から目線もOKだと思うんですけどね。世界チャンピオンなんだから。
そういえば、ミランダさんとWBAの暫定王座決定戦っていう噂もあるようですが
まあ亀田さんちは絶対逃げるでしょうな・・・
(勝っても負けても1億円もらえる試合を控えているっていうんなら
あのオヤジが受けるわけないじゃないですか)。
ここで話を受けて、勝っちゃったりしたらイメージも変わって
世界タイトルマッチも面白そうだな ってことになるんだけどね